みなさまどうもこんにちは。
小川糖尿病内科クリニックでございます。
1日に歩く歩数が多いほど全死因死亡リスクは低下することが、米国・国立衛生研究所の検討で示されました。
研究グループは、歩行数と歩行強度および死亡との用量依存の関連を調べるため、全米健康栄養調査の被験者で、2003~06年に最長7日間加速度計による装着測定評価を受けた4,840例を対象に試験を行ったようです。
結論としては、4,000歩/日群と比べて、8,000歩/日群、1万2,000歩以上群は、全死因死亡リスクが有意に低かったのでございます。
さらに別の研究になりますが、ハーバード大学医学大学院の研究の結果、高齢女性において、約4,400歩/日という少ない歩数でも約2,700歩/日に比べ、全死亡率が41%低いことが示されたのでございます。また、1日当たりの歩数の増加につれて全死亡率は減少するが、約7,500歩/日を超えると平坦化しました。
やはり、お散歩の威力は絶大でございます。参考にしてください。