院長ブログ
2023.11.01 | お知らせ
健康講座756 ”健康的な飲酒と筋トレのバランス: あなたのリスクを知っていますか?”
小川糖尿病内科クリニックの院長です、こんにちは。今日は、お酒と筋トレについてお話ししたいと思います。お酒を飲むことと筋トレは、私たちの日常生活の一部ですが、これらを組み合わせることは、体にとって良くない影響をもたらすことがあります。さて、詳しく説明していきましょう。
お酒は体をリラックスさせることがありますが、筋トレの前後に飲むと、筋肉がうまく動かなくなることがあります。筋肉は、私たちが重いものを持ち上げたり、走ったりするときにとても重要です。しかし、お酒を飲むと、筋肉がリラックスしすぎて、力がうまく入らなくなります。
さらに、お酒を飲むと、体から水分が失われることがあります。筋トレをすると、さらに汗をかくので、体の水分がさらに失われてしまいます。これは、筋肉が回復するのを難しくし、次の日に疲れを感じる原因になることがあります。
また、お酒を飲むと、よく眠れなくなることがあります。良い睡眠は、筋肉が回復し、次の日も元気に活動するためにとても重要です。
お酒を分解するためには、タンパク質が必要です。筋トレをすると、筋肉を作るためにもタンパク質が必要です。しかし、お酒を飲むと、体はタンパク質をお酒を分解するために使ってしまい、筋肉を作るためのタンパク質が不足してしまいます。
飲酒後の運動は、心臓にも悪影響を与えることがあります。お酒を飲んだ後に運動すると、心臓に負担がかかり、心臓発作や脳卒中のリスクが高まることがあります。
お酒を飲む際には、おつまみの塩分にも注意が必要です。塩分は体に水分を保持させる効果がありますが、お酒と一緒に摂ると、体から水分が失われやすくなります。これを防ぐために、カリウムを含む食材や天然塩を利用することがおすすめです。
最後に、もしもお酒を飲むことが好きであれば、ノンアルコールビールを選ぶことも一つの選択肢です。これにより、お酒の楽しみは保ちつつ、健康リスクを減らすことができます。
お酒と筋トレのバランスは、健康を保つために重要です。どちらも楽しむことは可能ですが、適切なバランスと知識が必要です。何か気になることがあれば、いつでも私たちにご相談ください。健康で幸せな日々を過ごせるよう、私たちが全力でサポートいたします。