院長ブログ

健康講座254 不眠症になりやすい食事?

みなさんどうもこんにちは。

御高覧ありがとうございます。

 不眠症は、健康上有害なもでございます。米国・ペンシルベニア州立大学は、不眠症の疑い例や不眠症状例のエネルギー摂取量と2年後食事の質について調査しました。その結果、不眠症疑い例では、総エネルギー、トランス脂肪酸、ナトリウムの高摂取および野菜の低摂取との関連が認められたようでございます。

 対象は、2004年に不眠症状に関する情報が報告された医療従事者フォローアップ研究に参加した、米国男性1万5,273人(年齢:58~93歳)。食物摂取は、2002年と2006年に食品摂取頻度調査を用いて評価しました。

 主な結果は以下のとおり。

・不眠症疑いの男性は、平均より35.8kcal/日消費が高こうございました。また、トランス脂肪酸とナトリウムの消費量が多く、野菜の摂取量が少ないことを示していました。
・個々の不眠症状については、ノンレム睡眠と中途覚醒は、高いエネルギー摂取と関連していたようです。

参考にしてください。

原著