院長ブログ
2022.07.14 | お知らせ
インスリン注射の見直し@小川糖尿病内科クリニック 東海市
こんにちは。
小川糖尿病内科クリニック院長小川義隆です。
インスリン注射を行っている患者さん、注射回数や注射の単位が何年も変わっていない
ことはないでしょうか?
糖尿病は、血糖を下げるインスリンというホルモンが出にくい場合と効かない場合に大きく分けられます。
実際にはどちらか一方ということはほぼなく、インスリンの出にくさと効かなさの総合的な結果で血糖値が決まってきます。
年齢、体重、併発疾患、併用薬、食事内容、時間帯など様々な要因で変わってくるため、厳密には必要インスリン量は常に変化します。
毎日インスリン単位を微調整をし続けるのは現実的には不可能ですが、数年ごとに見直すことによって個々の体質にあわせて調整が可能ですし、必要になってきます。
10年前と比べ、内服薬も注射薬も劇的に変わりました。
ご自身の体質の変化と使用可能なお薬の変化を鑑みると、10年前と全く同じ処方が適切である可能性は低いと思われます。
もちろん全員とは申し上げませんが、インスリン注射回数や単位を減らしかつ血糖管理がより安全で安定にすることができるかもしれません。
なかにはインスリンが効きすぎによって、無自覚もしくは自覚している低血糖が起こっている患者さんも多く見えます。
低血糖は様々な合併症や予後を悪くすることが分かっております。
そのような低血糖予防も含めたインスリン治療を心がけて参ります。
少しでも気になるようでしたら当院へ是非相談へ来ていただければ幸いです。
小川糖尿病内科クリニック院長小川義隆です。
インスリン注射を行っている患者さん、注射回数や注射の単位が何年も変わっていない
ことはないでしょうか?
糖尿病は、血糖を下げるインスリンというホルモンが出にくい場合と効かない場合に大きく分けられます。
実際にはどちらか一方ということはほぼなく、インスリンの出にくさと効かなさの総合的な結果で血糖値が決まってきます。
年齢、体重、併発疾患、併用薬、食事内容、時間帯など様々な要因で変わってくるため、厳密には必要インスリン量は常に変化します。
毎日インスリン単位を微調整をし続けるのは現実的には不可能ですが、数年ごとに見直すことによって個々の体質にあわせて調整が可能ですし、必要になってきます。
10年前と比べ、内服薬も注射薬も劇的に変わりました。
ご自身の体質の変化と使用可能なお薬の変化を鑑みると、10年前と全く同じ処方が適切である可能性は低いと思われます。
もちろん全員とは申し上げませんが、インスリン注射回数や単位を減らしかつ血糖管理がより安全で安定にすることができるかもしれません。
なかにはインスリンが効きすぎによって、無自覚もしくは自覚している低血糖が起こっている患者さんも多く見えます。
低血糖は様々な合併症や予後を悪くすることが分かっております。
そのような低血糖予防も含めたインスリン治療を心がけて参ります。
少しでも気になるようでしたら当院へ是非相談へ来ていただければ幸いです。